病院紹介
北海道小樽市にある、入院病床を持つ地域密着型の心療内科、精神科の病院です。
外来診療
外来は予約不要です。
心療内科、精神科、内科の新規通院・入院患者さんを随時受け付けいたします。御家族のみの御相談も可能です。他院心療内科、精神科に通院中の方は、過去の情報無しでは診断、治療出来ない場合がありますので、可能であれば主治医の紹介状をお持ちください。風邪や高血圧、高脂血症、糖尿病などの内科疾患も診療いたします。健康保険が利用できますので保険証をお持ちください。処方は院内処方により薬待ち時間の短縮と細やかな薬剤チェックを行い、お薬手帳への記載もいたしますのでお持ちください。
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
午前外来 9:00-12:00 |
西 | 秋谷 | 西 | 秋谷 | 西 | 西・秋谷 |
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午後外来 14:00-17:00 受付時間 13:30-16:30 |
西 |
秋谷 | 西 | 秋谷 | 西 | - | - |
また、新型コロナウイルス対策として、自立支援などの診断書期限が1年延長される場合があります。期限の近い方は証書、案内文などに記載の管轄機関にお問い合わせください。
令和3年2月の土曜外来は6日が秋谷医師、他は西医師ですが、重病の家族のため西医師は急に休む可能性がございます。了承ください。11日、23日は祝日のため休診です。時節柄、来院時はマスク持参と手指消毒、体温測定へのご協力をお願いします。
初診、再診共に予約不要です。初診では長くお話をうかがうため午前午後各1〜2人、土曜日は1人が最大限で、そのために初診をお断りする事があります。また、まとまった時間をとるために患者様の順序を変更しお待たせする事もあります。この点をどうか御了承ください。
入院診療
うつ病や躁うつ病、統合失調症、ストレス性疾患には有効な薬物療法を選択して入院の短期化を図り、退院後は早期の社会復帰をお手伝いします。認知症が重いために身体的治療が受けられない方や、施設の入所待ちが長い方の入院受け入れも積極的に行います。急性期病院からの療養目的の転院や、緩和ケア的対応も配慮します。
男女病棟が分かれており、いずれも開放病棟です。詰所前ホールにて自由に過ごし、面会をすることができます。プライバシーには相互配慮をお願いいたします。
各病棟に個室(差額ベッド料1日千円)が1箇所あり、ほかに保護室(隔離室)にて重症患者を受け入れる事ができます。骨折手術後や褥瘡、癌などの身体疾患も状況により受け入れいたします。おきつ歯科による往診や訪問理容・美容も受けられます。
規定の病衣はなく、日中は普段着で過ごします。洗濯は院内、家族のほか洗濯業者・ドライクリーニング業者に依頼できます。病床毎のカーテンは危険防止の為設置せず、スクリーンにて対処する場合があります。
電話は病棟内に公衆電話があり、携帯電話、インターネット接続機器は、搭載カメラに対するプライバシー保護の観点と医療機器への電波障害のため、ご遠慮いただいております。個室内のみ使用可能な場合があります。
屋内体育館が利用可能です。敷地内分煙は令和元年5月にて終了し、現在は男女病棟共に完全禁煙です。
認知症による徘徊や暴力については、せん妄(一時的な意識障害)による場合は受け入れて治療いたしますが、意識がはっきりしてもなお無断離院や暴行をする場合は受け入れできません。職員や他の患者さんを危険に曝さないためですので、申し訳ありませんが御了承ください。
新型コロナウイルス、高病原性鳥インフルエンザ、ノロウイルス、疥癬、結核は入院対応できません。インフルエンザやノロウイルス流行期には、ウイルスによる院内感染防止のため、状況によって面会および入院後の外出外泊を制限しております。現在は新型コロナウイルス対策のため、マスク、手洗い、アルコール消毒等にご協力くださるようお願いします。
医療・福祉の情報
特別児童福祉手当の申請について
知的障害をお持ちの方への行政サービスとして、療育手帳が札幌市にある北海道中央児童相談所(011-631-0301)にて検査、判定、発行されます。小樽市でも巡回児童相談(電話0134-27-6100)にて年に数回、巡回児童相談が行われますが、予約が埋まっている場合は北海道中央児童相談所に出向く必要があります。初回の場合は、母子手帳など発達、発育に関する情報、経過をよく知る御家族の同伴が重要です。
20才未満の場合特別児童福祉手当を受給できる可能性があります。特別児童福祉手当は過去2年以内の知能検査結果が必要ですが、療育手帳取得時の検査結果が利用できる場合があります。事前に御家族から北海道中央児童相談所に問い合わせをし、送付された検査結果を受診時に持参いただくと、当日に申請できる可能性があります。
障害年金の申請について
20才以上の方は障害年金を受給できる可能性があります。知的障害の場合は母子手帳や、在籍していた特別支援学校の記録、通所している作業所の記録などの資料を持参してください。特に療育手帳発行時の知能検査の資料を取り寄せていただくと役立ちます。
重症のうつ病・躁うつ病、統合失調症などでは、20才未満の発症と20才以後の発症で申請の可否が変わります。20才未満の場合は年金をかけていなくても受給資格がある代わり、20才までにその疾患について医療機関にかかった初診時証明書が必要になります。
20才以後の発症の場合は、発症当時に既に国民年金や厚生年金などを充分額充分期間、納付していた事が条件になりますので、国民年金であれば市役所、厚生年金であれば年金事務所にも御相談ください。
発症時点まで遡って全ての病歴を記載する必要があるため、過去に受診した病院、クリニックの受診歴や診断名なども重要です。症状が1年半以上続いている事も要件であるため、診断書記載の前に診断や確認の期間を1年半要する場合があります。他院の診断で既に障害年金を受給している場合の継続希望であれば、その病院からの診療情報提供書と障害年金診断書のコピーが必要です。
不正受給に対する厳罰があるため情報不足では記載できず、通院や入院にて病状を正確に把握してから記載する場合もあります。その一方で、本来受給できる条件が揃っているのに申請が行われなかった場合は、過去に遡って障害年金を受給できる「遡及」の申請手続きをとることもあります。
介護保険の申請について
介護保険は居住地の審査会で要介護度が判定され、その程度に応じた時間数の介護サービスを1〜2割の自己負担にて受けられる仕組みです。内容はデイケア、デイサービス、訪問ヘルパー、訪問看護、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション、機器レンタル、住宅改修など多岐に渡ります。
当院では新規または継続の介護保険医師意見書の記載を行います。65才未満で身体疾患による申請を行う場合はその疾患の専門医師に依頼する事が普通ですが、65才を超えたり認知症がある場合については当院の精神科医が意見書を書く事が出来ます。
記載に当たっては、診察時だけしっかりしてみせる患者さんが非常に多いため、そのままでは充分な要介護度に判定されません。普段の様子をご存知の御家族、施設職員に同伴していただき状況を伺う必要があります。充分な情報が揃えば意見書の作成を外来にて随時行います。検査入院の必要はありません。
成年後見人制度の申請について
成年後見人制度は、主に判断能力が低下した方や浪費が絶えない方の財産を保護するための制度で、まず医師の診断書によって家庭裁判所に申請を行います。診断書は精神科以外にかかりつけ医等も記載可能です。その内容によって家庭裁判所は鑑定書の要不要を決め、判断して後見人または保佐人、補助人を指定します。当院では診断書、鑑定書の作成をいたします。脳外科的な検査結果や経過のまとめがあれば持参して下さい。
院長西信之の自己紹介です。
趣味はもの作りと機械修理、薪割り。特技は富木流合気道三段。資格は精神保健指定医、精神科専門医、日医認定産業医等。病気の丁寧な診断と、各治療法の利点・欠点の説明を行い、納得して治療を受けていただけるよう努力いたします。よろしくお願いいたします。
連絡先と地図
北海道小樽市花園2−11−5
TEL: 0134-33-1200
経路
小樽市役所と市水道局との間の通りは京都に倣って嵐山通りと呼ばれ、小樽公園内の市立図書館と花園の繁華街を結びます。この通りの中程に当院はあります。 |
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地図で黄色く描かれている国道5号線と嵐山通りの交差点が花園1-7の信号で、北一硝子本店(運河店でなく)の欧州風の建物が目印です。 |
JR駅から徒歩の場合は、駅前を左右に走る国道5号線を右に進み、JR高架を超えた最初の信号を右折して嵐山通りを上ってください。徒歩10分です。 |
JR小樽駅や札幌方面からバスで来院される場合は、国道5号線「市役所通」停留所から嵐山通りを上ってください。札幌発小樽行き高速バスは北大経由・円山経由ともに市役所通にて下車可能です。バス停からは3分です。 |
市役所からは市役所駐車場を通り抜け、嵐山通りを下って徒歩3分です。 |
駐車場は、歩行障害のある方は玄関前スペースをお使いください。病院向かいの西病院別館に数台分の駐車スペースがあります。冬期の12月1日〜3月31日は路上駐車禁止です。 |